近年の日本の女性は、結婚後に一定の収入を得るためにパートを始める人が多くいます。その理由は、子供の養育費を貯めたい、マイホームを購入して支払にあてたい、など様々です。様々な目的でパートをしている人が多い中で、実際に働くとなると育児と仕事を両立させなければなりません。
そういった主婦の多くが利用しているのが、託児所です。小さい子供から小学生高学年まで預かってくれる場所もあり、長く仕事に励むことができます。さらに子供を預けることで、家に一人で留守番をさせるのではなく、託児所に教育もしてもらえます。
働く主婦には欠かすことができない託児所ですが、実際、子供の方が心身的に問題を抱えてしまう場合もあります。特に小学生低学年だとやはり、親離れがまだできていない状態であり、親に甘えてすがり寄りたい子供もいます。そうした一番重要な時期に、子供とスキンシップをせず託児所に預けてしまうと、親からの愛情をあまり受けずに育ち、後々色々な影響が出やすくなります。
充分な愛情を受けてこなかった子は、自信がなく情緒不安定な子になったり、逆に人一倍早く自立し、あえて親を遠ざけるような拗ねた子になってしまったりします。こうならないためには、仕事が終わったらしっかりと子供に構ってあげることが大切です。きちんと話をする時間を設けたり、家族団らんの場をつくることが欠かせません。
主婦として働く際、自分が仕事をする目的を見失わないことが重要です。家族のために働いているのに、その家族を疎かにしてしまえば本末転倒です。自分が働きに出ることを子供が嫌がっていたら、もう少し時期を改めるなどの対策を考えることが重要です。